メンテナンス業務

膜設備メンテナンス(セラ膜洗浄、セラ膜設備修繕)

全国の浄水場にメタウォーターグループが納めたセラミック膜浄水設備のメンテナンスを実施しています。浄水施設は常に安全な水を、安定して供給する必要があるため、計画的な設備のメンテナンスは必要不可欠です。セラミック膜およびその構成設備に熟練した技術者がメンテナンスを行い、各家庭に配水される浄水の安全性、安定性に大きく貢献しています。


焼却設備修繕

焼却炉

焼却炉は、炉内の耐火・断熱レンガ等と外部のシェルにて構成されています。炉内は700〜900℃と温度が高く過酷な状況下での運転の為、炉内レンガの劣化と同時に外部シェルの腐食・減肉・亀裂が進行します。シェル当て板補修を実施する事で、外部への燃焼ガス噴出を防止し、機能回復を図ります。

着工前

着工後

分散パイプ

焼却炉へ流動空気を吹き込む分散パイプは、流動床を形成すると共に、焼却用空気を流動層に均一に分散させるもので、耐熱鋳鋼でつくられています。流動層部の温度は700〜800℃と高く、長年の使用による分散パイプ折損等重大なトラブルを防止するため、定期的に分散パイプの更新を行います。

着工前

着工後

セラミックフィルタ

セラミックフィルタは、焼却炉排ガス中の粉塵を除去する装置です。ろ過に用いられるフィルタは、セラミック製で耐熱温度が高く、長寿命となっています。フィルタに捕集されたダストは、コンプレッサによる高圧空気の逆洗によって払い落とされますが、圧力損失が上昇してくるとフィルタの交換を行います。

着工前

着工後


水処理設備修繕(反応槽攪拌機)

反応タンクに設置された撹拌機により、旋回流を発生させタンク内を流動化します。駆動装置は槽上に設置されており容易にメンテナンスが実施できます。定期的に駆動装置の点検整備を実施するとともに、長期的には駆動装置や撹拌機一式の更新工事を実施します。


ブロワ修繕

高速回転機器であるブロワは重要な機器の一つとなります。ブロワの故障に伴う施設の停止を未然に防止するためには、計画的な修繕を行うことが必要となります。日々の運転状況や修繕履歴等の情報を基に予防保全を目的とした修繕を行います。


脱水設備修繕

浄水場及び下水処理場内では水処理を行う過程で発生する汚泥の処理を行います。脱水設備の代表的な修繕工事は脱水機ろ布交換です。液体状の汚泥をポンプ等の付帯設備を使用し、脱水機に送泥(圧入)・ろ過を行い、液体と固形物に分離させるために必要な主要消耗部品であるろ布交換を実施します。

  • 脱水機ろ布交換前

  • 脱水機ろ布交換後

  • 固形物にした汚泥(脱水ケーキ)

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